クラビット服用で発生する副作用について

細菌による様々な感染症に効果のあるクラビットは、レボフロキサシン水和物を有効成分にしたニューキノロン系抗生物質です。
飲み薬として販売され、ドラッグストアなどでは購入できず、必ず医師の処方が必要となっています。
抗生物質にはペニシリン系、マクロライド系、セフェム系などが存在し、それぞれに独立した作用機序があるため、効果や効能に大きな違いがあります。
その中でもニューキノロン系のクラビットは副作用が少なく、安全に使用できるのが特徴で、腸チフスやパラチフス、炭疽やブルセラ症、ペストといった症状に用いられています。
幅広い適応症がありますが、全ての人に利用できるというものではなく、レボフロキサシンまたはオフロキサシンに対する過敏症のある人、妊婦または妊娠している女性、あるいは小児への投与は基本的に禁止されています。
また、60歳以上の高齢者には副作用のリスクが高まるとされるため、投与には慎重を期する必要があります。

安全性は高いのですが、副作用を完全に抑えるということはできないので、ある程度のリスクは理解しておかなければいけません。
主に報告されている副作用には頭痛やめまいはもちろんのこと、吐き気、腹部への不快感、下痢や軟便といった消化器の症状が挙げられます。
その他には発疹、不眠、胃痛、貧血、光線過敏症、手足のしびれといった軽度なものから、けいれんやアキレス腱の障害、低血糖、不整脈といった重度な症状も報告されているようです。
感染症の種類や症状によって投与される量が増減されるため、その量に応じた服用が必要となっています。
個人の判断で安易に増減させると副作用が起こりやすくなるので、医師に処方された分量を正しく守って服用することが重要となっています。